特別栽培米


浜農場は、昭和62年(1987年)から、農薬や化学肥料をできるだけ使わない栽培(当時:減農薬栽培、現在:特別栽培)を行ってきました。

この特別栽培を始めたきっかけは、大阪のお米屋さんの店先を借りて、農産物の直売をしたことが始まりで、直接消費者の皆さんの声を聞くことができたことでした。

その後は、試行錯誤を繰り返し、現在でも農業改良普及センターなどの機関と連携し、栽培技術の向上を目指しています。tokusai1.jpg

浜農場の特別栽培の基本にあるのは、農地の田畑転換です。

現在、浜農場で栽培される水稲は、『期間中、地区慣行の50%以上の農薬、化学肥料を削減して栽培』するものと、『期間中、農薬・化学肥料不使用』の二種類です。
前者の栽培法については前年特別栽培で栽培した大豆などの畑を水稲用に転換しています。
これにより、稲水ゾウムシは畑の耕作期間に駆除できます。
田畑転換を効率的に行うには、ある程度の規模が必要となりますので、これができtokusai2.jpgるのも浜農場の特徴といえます。

次に、播種・育苗段階においては、種子の温湯消毒を実施し、播種時にはキトサン水溶液を用いています。
温湯消毒により、種子伝染するいもち病・ばか苗病・イネシンガレセンチュウ等をほぼ防除でき、農薬の削減につながり、キトサン水溶液を用いることで、発芽前の防カビ効果と、強い稲を育てる効果が期待できます。
播種後は、田植えの時期になるまでハウス内で管理します。

田植え時は、除草剤(減農薬栽培の場合)の効果を高めるため(一回の散布で効果が得られるように)深水のための畔付けを行っています。

tokusai3.jpg草については、減農薬栽培の場合は、「信州の環境にやさしい農産物認証制度」の基準に基づいて、当該地域の6割を削減しての薬剤使用、農薬不使用栽培では米ぬかを散布して草の発芽を抑制したり、チェーン除草を取り入れたりしています。

tokusai5.jpgそのほか、一部の圃場で合鴨農法もやってみたりと、極力農薬や化学肥料を使用しないで生産するための技術向上に努めています。

平成26年度については、以下の内容で栽培をおこなっています。

 

使用農薬・化学肥料など

特別栽培
(農薬・化学肥料 当該地域比6割削減)
特別栽培
(期間中農薬・化学肥料不使用)
使用農薬 アルファーブフロアブル(除草剤)
テラガードLジャンボ(除草剤)
使用農薬 ---
肥料・
有機物
鶏糞
NKC-201
緑肥
大豆のカラ
肥料・
有機物
---
土壌
改良剤
マインマグ 土壌
改良剤
マインマグ

 

農薬・化学肥料の時期

特別栽培
(農薬・化学肥料 当該地域比6割削減)
アルファーブフロアブル(除草剤) 4月~5月
(500ml/10a × 1回)
テラガードLジャンボ(除草剤) 5月~6月(250g/10a × 1回)※成分カウント3
NKC-201 20kg/10a
屑大豆  
マインマグ 元肥20kg/10a・追肥10kg/10a
鶏糞 100kg/10a

 

作業工程

作業名 日程 備考
播種 4月~4月  
肥料撒布 4月~5月 鶏糞・マインニング
定植 5月~5月 除草剤は定植10~20日後
追肥 7月~7月  
収穫開始日 9月~  

 

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