大豆トラスト運動
大豆の自給率の向上。安全な大豆作りにご参加ください。
大豆は、味噌・醤油・豆腐・納豆などの原材料として日本人にとって大変身近な食材です。
ところが、日本大豆の自給率はたったの5%しかありません。
95%がアメリカや中国からの輸入大豆です。
日本ではここ数年の大豆の作付面積や収穫量は増加の傾向(長野県は大豆の作付面積が全国17位、収穫量8位、反収量4位)にありますが、それでも生産コストの点などから価格の安い輸入大豆への依存はまだまだ大きいものがあります。
なかでもアメリカからの輸入大豆を代表として、近年遺伝子組み替えの大豆の割合が急増しています。
私たちは、知らないうちにその遺伝子組み替え大豆を使用した加工品を口にしている可能性が高いのです。この遺伝子組み替え技術にはいくつもの問題点が指摘されています。私ども農業者の
わたくしたち農業者が消費者の方々に対してできることは、環境にも人間にも安全な、遺伝子組み替えではない大豆を栽培・提供することです。
『信頼できる生産者と手を結び、少しでも大豆の自給率があがるように国産の安全な大豆を食べていただきたい』
『生産者の栽培方法をしっかりと確かめていただき、納得の行く食べ物を自ら確保してい欲しい』
ということです。
浜農場では、市民団体「松本消費者の会」と連携して、大豆トラスト会員用の大豆を栽培しています。
大豆トラストは、消費者(会員)の皆さんが、収穫される大豆の権利を買う形で出資し、農家のと信頼関係の中で、安全な大豆を自分で確保できるシステムです。
出資した畑で取れた大豆は、すべて会員(出資者)のものとなります。
-
畑十坪を一口とします。
-
一口4,000円の権利を買っていただきます(出資いただきます)。
-
一坪の畑から収穫できる大豆は、約7キロ程度となります。
-
出資者には、大豆そのものをお引取りいただいても結構ですし、収穫後に行う味噌作り会などで、豆腐や味噌に加工することも可能です。
申し込み、お問い合わせ |
松本市役所市民生活課内 |
「松本市消費者の会」事務局 |
0263-33-0001(代表) |