浜農場のお米

浜農場で生産するお米は、すべて特別栽培により生産されています。
浜農場が農業生産(耕作)する地域は、松本市の中心にほど近く、中央アルプスを源流とする奈良井川と北アルプスから流れ出る梓川のふたつの河川が合流するあたり。近くには北アルプスの伏流水が湧き出るわさび畑がある肥沃な地域です。

こしひかり

浜農場のお米
浜農場のお米

浜農場では、昭和62年(1987年)から、農薬や化学肥料をできるだけ使わない栽培を行ってきました。この特別栽培を始めたきっかけは、大阪のお米屋さんの店先を借りて、農産物の直売をしたことが始まりで、直接消費者の皆さんの声を聞くことができたことでした。その後は、試行錯誤を繰り返し、現在でも農業改良普及センターなどの機関と連携し、栽培技術の向上など現代に合わせた「安心安全」な栽培をしています。


浜農場のお米を炊いたごはん
浜農場のお米を炊いたごはん

浜農場の特別栽培の基本にあるのは、農地の田畑転換です。
現在、浜農場で栽培される水稲は、『期間中、地区慣行の50%以上の農薬、化学肥料を削減して栽培』するものと、『期間中、農薬・化学肥料不使用』の二種類です。
田畑転換とは前年特別栽培で栽培した大豆などの畑を水稲用に転換しています。これにより、稲水ゾウムシは畑の耕作期間に駆除できます。
田畑転換を効率的に行うには、ある程度の規模が必要となり、地域の信頼や協力も必要になります。


田植えを待つコシヒカリの苗
田植えを待つコシヒカリの苗

次に、播種・育苗段階においては、種子の温湯消毒を実施し、播種時にはキトサン水溶液を用いています。
温湯消毒により、種子伝染するいもち病・ばか苗病・イネシンガレセンチュウ等をほぼ防除でき、農薬の削減につながり、キトサン水溶液を用いることで、発芽前の防カビ効果と、強い稲を育てる効果が期待できます。播種後は、田植えの時期になるまでハウス内で管理します。

田植え時は、除草剤(減農薬栽培の場合)の効果を高めるため(一回の散布で効果が得られるように)深水のための畔付けを行っています。


こしひかりの等級検査証明書
こしひかりの等級検査証明書
こしひかり等級検査
こしひかり等級検査

除草については、減農薬栽培の場合は、「信州の環境にやさしい農産物認証制度」の基準に基づいて、当該地域の6割を削減しての薬剤使用、農薬不使用栽培では米ぬかを散布して草の発芽を抑制したり、乗用除草機を用いるなど極力農薬や化学肥料を使用しないで生産するための技術向上に努めています。


酒造好適米(酒米)

ひとごこち等級検査
ひとごこち等級検査
浜農場の酒造米を使用した大信州酒造の日本酒
浜農場の酒造米を使用した大信州酒造の日本酒

浜農場では、地元の酒造会社と連携して、酒造好適米(酒米)の生産も行っています。

主に「ひとごこち」と「金紋錦」を生産しており、「ひとごこち」淡麗で味に幅のある酒ができる品種で、「金紋錦」は栽培の難しさから一度は栽培されなくなった酒米で、複雑な香りと旨みを産み出す品種です。